◆いちごのあみぐるみの作り方-2~7段目

いちご完成イメージ

■編み図の見方と増し目の仕方

今回は編み図を見ながら、あみぐるみの2段目以降を編んでいきます。

このサイトでは、本に載っているような一般的な編み図ではなく、表(エクセル)を使って書いていますので、下のようになります。

これを一般的な編み図で1~5段目を描くと下の図のようになります。
(6段目以降は描くのが面倒なので省略しています。)
編み図
どちらも見れるように説明していきますね。

さて、では2段目を見ていきましょう。

まず、「立ち上がりの鎖1目」を編みます。
立ち上がりの鎖1目は、段が変わるごとに毎回つけます。
忘れないように気をつけてください。
表では省略していますが、図のほうで数字の横に「0」ってありますね。
これが「鎖編み」の記号です。
ゼロに見えますが、場合によって横向いていたり、斜め向いていたりしますよ。
ちなみに図は0(立ち上がりの鎖)を起点に反時計周りに見ていきます。

次に、編み図記号の「V」の字が「細編みを同じところに2目編みいれる」という意味になるので、1目めに「細編み」を2回編みいれます。

1目めはどこか分かりにくいですが、1段目を編んだときに「引き抜き編み」をしましたね。
その目にもう一度かぎ針をさして、「細編み」を2回同じところに編みます。
かぎ針をさすのが少しきついと感じるかもしれません。


これで、目をひとつ増やしたことになります。

2段目は「V」が6回なので、2~6目めも「細編み」を2回ずつ編んでください。
合計で6目増え、12目になります。

最後に、1目めにかぎ針をさし、「引き抜き編み」をします。

これで、2段目の完成です。

引き抜き編みは、段の終わりは毎回しますので、表では省略しています。
図では、数字の上にゴマ粒みたいのがありますよね。
それが、「引き抜き編み」の記号です。

段のはじめの「立ち上がり」と段の終わりの「引き抜き編み」はあむゆーず動画の「輪に編む場合の立ち上がり方-細編み」が参考になります。
動画では段の終わりから、次の段の編み始めにかけての流れが分かります。

次に3段目を編んでいきます。

最初に「立ち上がりの鎖1目」を編みます。
表を見て、3段目は「1V」が6回ってなっていますね。
表内の太字の数字は、「細編みをその数字分編んでください」っていう意味です。

「V」は「細編みを2回編み入れる」っていう意味ですから、 1目めは細編みを1回、2目めは細編みを2回編み入れてください。
そして、これをあと5回繰り返します。

すると、「1V」を6回したことになりますね。
最後に「引き抜き編み」をしたら、3段目は完成です。

4段目も同じ要領です。
1目めは細編み1回、2目めは細編み2回、3目めは細編み1回を編みます。
これを、あと5回繰り返します。

5段目は「増減なし」なので、細編みを24目編みます。

同じように7段目まで、編み図を見ながら編んでください。

ページの上部へ

■いちごのあみぐるみの作り方-目次

inserted by FC2 system